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シリコンバレー 止まらないグーグルの拠点開発=中島和宏

ビレッジ構想開発の中心地となるサンノゼ・ディリドン駅(Bloomberg)
ビレッジ構想開発の中心地となるサンノゼ・ディリドン駅(Bloomberg)

 マウンテンビュー市の本社拠点を拡張するグーグルだが、シリコンバレーの中心サンノゼ市の拠点も勢いよく拡大させている。同社とサンノゼ市が2018年から進めている市街地西部にあるサンノゼ・ディリドン駅周辺では、約2万5000人の雇用創出が可能な敷地面積約100万平方メートルの拠点開発計画を進めており、すでに約4億5370万ドル(約500億円)で土地を買収している。

 さらに、ここ20年にわたり開発が進められた工業地域のサンノゼ市北部辺縁地域にも進出。1月30日に公表されたサンタクララ郡資産記録では、合計12万3000平方メートルに点在するオフィスビルと工業施設の取得に、約4億2680万ドルを費やしたという。

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