週刊エコノミスト Online資産作りの新常識

金利の低下は債券価格の上昇に=正岡利之/8

    (出所)三菱UFJ信託銀行
    (出所)三菱UFJ信託銀行

    「債券」といっても、なじみが薄いかもしれない。代表的なのは国が発行する国債だ。会社の発行する債券は、社債と呼ぶ。どちらも発行者側からすると資金を得るための一つの手段である。購入者側からすると、多くの場合「定期的に利息がもらえて、満期時に元本が戻ってくる」という点で、定期預金と似たものだ。しかし、定期預金とはかなり異なる部分もある。

     債券が新規に発行されるとき、償還日(満期)と表面利率(クーポンレート)が決められる。表面利率はそのときの市場実勢で決められる。例えば図のように、債券Aが、そのときの市場実勢の金利水準に基づいて、表面利率2%で発行されたとする。固定利付き型の債券の場合、表面利率は満期まで変わることはなく元本100万円に対して、1年間に利息2万円を受け取れる。

    残り722文字(全文1061文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    5月4日・11日合併号

    日本経済大復活第1部14 ワクチン接種で需要大爆発も 「28兆円」が潤す観光や外食 ■神崎修一/桑子かつ代/斎藤信世17 インタビュー 渡辺努 東京大学 経済学部教授 「コロナ版『渋滞予測』で消費と感染防止の両立を」18 カード情報からみる国内消費 旅行、娯楽、外食に明るい兆し ■編集部20 小売り [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事