インタビュー 和田孝雄(パーソルテンプスタッフ社長)
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「法改正は派遣労働者の地位向上に好機」
企業規模を問わず、同一労働同一賃金が求められる派遣業界。その対応をどうしているのか、人材派遣大手のパーソルテンプスタッフの和田孝雄社長に聞いた。
(聞き手=村田晋一郎/吉脇丈志・編集部)
── 4月に迫った同一労働同一賃金にどう対応しているのか。
■昨年4月ごろから最重要業務として派遣先企業との交渉やパーソルグループで働いている派遣労働者約11万人に対応している。派遣スタッフの処遇を改善する改正だからサービスそのものが総じて値上がりする。これに納得いただくのに、当社の担当者は派遣先と平均2〜3回の交渉を要した。
── 今後は派遣労働者に交通費も支払うことになる。
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週刊エコノミスト
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