テレワーク ワークライフバランス実現と業務効率化で競争力を向上=編集部
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NECネッツエスアイは、昨年からテレワーク勤務を基本とする「分散型ワーク」を進めている。飯田橋本社(東京都文京区)のフロアスペースを6割削減し、東京近郊のサテライトオフィスに社員の勤務を分散する。サテライトオフィスは、柏(千葉県柏市)、浦和(さいたま市)、立川(東京都立川市)、武蔵小杉(川崎市)、横浜(横浜市)など8カ所設置し、社員は自宅から約30分で通勤できるオフィスを自らの拠点(「アクティビティベース」)として勤務する。また飯田橋本社は「ビジネスベース」として、本社機能と全社のハブ機能の役割を果たす。顧客との協業を進める拠点として日本橋(東京都中央区)に「イノベーションベース」を2月に開設し、技術開発拠点として新川崎(川崎市)に「テクニカルベース」を5月に開設する予定だ。
オフィス内には多数のディスプレーが配置され、それぞれの拠点はビデオカンファレンスシステム「Zoom」により、画面を通じて双方向につながっている。もちろんこのシステムは在宅勤務者ともつなぐことができる。
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週刊エコノミスト
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