マーケット・金融エコノミストリポート

政府主導の東証改革に疑問 指標変えても残る市場のゆがみ=藤田勉

市場を3区分することを発表した東証(Bloomberg)
市場を3区分することを発表した東証(Bloomberg)

 東京証券取引所の制度改革が検討されている。問題意識として、東証1部にふさわしくない小型企業が多く上場し、その退出基準が明確でないと言われる。また、東証株価指数(TOPIX)に流動性の低い銘柄、すなわち、いつでも売り買いできる状態にない銘柄が多く含まれている。このため、TOPIXなどに連動する運用を目指すインデックス・ファンドによる売買により、株価が適正価格よりも大幅に高く評価される企業が出てくるなど、市場をゆがめるという批判もある。これらを改善することが改革の狙いである。

残り3778文字(全文4017文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

8月23日号

電力危機に勝つ企業12 原発、自由化、再エネの死角 オイルショックを思い出せ ■荒木 涼子/和田 肇15 電力逼迫を乗り越える 脱炭素化が促す経済成長 ■編集部16 風力 陸上は建て替え増える 洋上は落札基準を修正 ■土守 豪18 太陽光 注目のPPAモデル 再エネは新ビジネス時代へ ■本橋 恵一2 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事