マーケット・金融中央銀行 デジタル通貨

ネパールが「脱途上国」へ 日本と目指す“究極の金融”=大堀達也

    民間の決済サービスや仮想通貨はネパールの通貨(左上)の代わりにはならない……(Bloomberg)
    民間の決済サービスや仮想通貨はネパールの通貨(左上)の代わりにはならない……(Bloomberg)

     <中央銀行デジタル通貨 最前線>

    「世界の屋根」と呼ばれるヒマラヤ山脈で有名な山岳国ネパール。その政府と中央銀行が、国策としてキャッシュレス決済の導入と、自国通貨ネパールルピーのデジタル化に向けて動き出した。プロジェクトには、日本のベンチャー、GVE(東京都中央区)と国際協力機構(JICA)が協力する。

     ネパールは1人当たり国内総生産(GDP)が1034ドル(約11万5000円、2019年)とアジア最貧国の一つだが、経済の基盤である金融インフラを確立できれば、発展途上国からの脱出も期待できる。

    残り5298文字(全文5548文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    4月27日号

    未来産業の本命 新エネ、DX、デジタル通貨第1部 エネルギーとデジタルが生む革新14 脱炭素の大開拓時代 革命は日本から始まる ■浜田 健太郎/村田 晋一郎16 新エネ(1) 洋上風力 潜在力は原発500基分 ■宗 敦司19 (2) 送配電 「直流送電」で再エネ普及へ ■南野 彰24 (3) 蓄電池 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事