投資・運用資産作りの新常識

リバランスは年単位程度で=正岡利之/10(最終回) 

    (出所)三菱UFJ信託銀行
    (出所)三菱UFJ信託銀行

     長期的な分散投資を前提とするのであれば、頻繁に売買する必要はない。一方で、例えば月に1回といった具合に定期的に資産の状況を把握しておくことが望ましい。その際に、そのときの価格である「時価」で把握することがポイントだ。

     預金などを含めた資産全体の中で、投資商品が時価でいくらになっているのか、つまりどの程度のリスクを取っているのかを把握し、さらに「時価での資産配分」がどうなっているかを知っておくことも大切だ。ただし購入した価格と時価を比較して、「評価損益(時価−購入価格)」に一喜一憂する必要はない。

     市場の価格は動いているので、時価で資産配分を把握すると、当初に意図していた配分比率とは異なった状態に変化していく。多くの場合、そのまま放置していいが、当初の意図と大きく離れた場合やその時点で投資方針を変更したり、新たに投資金額の増減を行う場合に…

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