週刊エコノミスト Online編集後記

吉脇丈志/稲留正英

編集部から

 公認会計士の友人が大手監査法人からコンサルティング会社に転職した。転職先の仕事はハードだが待遇も良く、何より担当業務の幅が広がったことを喜んでいた。スカウト会社からの紹介がきっかけらしく、専門性の高い人材は重宝されるようだ。

 公認会計士試験は難関で2019年の全受験者に対する合格率は10・7%。合格者数は1337人で、4年連続で増加している。それでもいま監査法人では人手不足が深刻な問題となっている。これまで監査業務を支えてきたベテラン公認会計士が大量に定年退職を迎えることが大きな要因だ。

 ただ、監査法人を就職先に選ばない有資格者が増えていることも背景にあり、監査業務の責任の重さや仕事の量に比して、待遇がそれほど良くないと思われているようだ。独占業務の国家資格保有者でも、背に腹は代えられない。

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