「新型コロナがとどめ」 急増必至の企業倒産
有料記事
「新型コロナウイルスが、とどめを刺した」
地銀関係者は頭を抱える。大型レストラン船「ルミナス神戸2」運航の「ルミナスクルーズ」(神戸市)は3月2日、民事再生法適用を申請した。2018年以降の地震や台風による運航中止、燃料費高騰もあり業績が悪化。資金繰りが逼迫(ひっぱく)するなか、新型コロナの感染拡大で1月以降、キャンセル続出が自主再建を断念させた。
教育業界も無縁ではない。小中高校生向け学習塾運営の「志学アカデミー」(富山市)は2月29日に事業停止に追い込まれた。新型コロナの感染拡大を受け、3月以降予定していたテストや模試が中止となり、事業継続は困難と判断した。
残り259文字(全文543文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める