教養・歴史書評

『日本企業 復活の戦略』『裁判官も人である』『台湾有事と日本の安全保障』『理学博士の本棚』

『日本企業 復活の戦略』 ベイン・アンド・カンパニー編 日本経済新聞出版社 1800円

 1989年には、世界の株式時価総額ランキング・トップ10のうち7社を占めていた日本企業が、2019年はゼロになってしまう。凋落(ちょうらく)の原因を見極め、これからの20年をどう生き残るかを解説する本。編集するのは、37カ国58拠点で活動を展開する世界有数のコンサルティング会社だ。「定石」を踏み外さないことを強調し、「悲観シナリオを前提に、自前でコントロール可能なレバーを引き切ることから始める」など五つの「定石」について解説する。(K)

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