資源相場・金 目先の底打ち、下値は限定=江守哲
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金相場は、株価の大幅安で追い証を受けた投資家の換金売りで下落する場面が見られた。3月9日に一時1トロイオンス=1702・56ドルの高値を付けていた金相場は、16日には一時1450・98ドルまで急落した。米連邦準備制度理事会(FRB)は2回の緊急利下げを実施したものの、株安の流れを止めることができず、金利低下にもかかわらず金も売られた。これは、2008年のリーマン・ショック時に見られた「株安・債券安・金安・ドル高」の現象と似ている。当時の金相…
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週刊エコノミスト
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