神崎修一/桐山友一
有料記事
編集部から
今年は「母の日」から「母の月」へ。花の生産、流通、小売りなど9団体でつくる日本花き振興協議会がこんな取り組みを呼びかけている。
例年、母の日直前は生花店が客で混み合い、配送業者も多忙を極める。客やスタッフの安全を守り「3密」を避けるため、今年は5月1カ月間を「母の月」にしようとの提案だ。新型コロナで結婚式や卒業式などイベント自粛が続き、3月以降も花の価格が落ち込んでいる。消費拡大につなげたい狙いもある。私も罪滅ぼしにと、いち早く連休中にカーネーションを贈ったところ、実家の母にいつも以上に喜ばれた。
協議会によると、10日以降もギフト注文が続いている。5月下旬まで広がり「バラやシャクヤクなど旬の花も贈ることができる」との利点も生まれた。少し遅れても、感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
残り813文字(全文1169文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める