マレーシア コロナ禍のラマダン入り=降旗愛子
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マレーシアをはじめ、イスラム諸国では4月24日に断食月(ラマダン)を迎えた。例年この時期は、飲食業界が大いににぎわう。が、新型コロナウイルス禍による厳戒態勢の中、今年は様相が違う。
イスラム教徒はラマダン中、日の出前に朝食を取り、日没とともに断食を終えてイフタールと呼ばれる夕食を口にする。ホテルやレストランでは例年、イフタール向けに趣向を凝らしたビュッフェを提供する。
だが、ビュッフェスタイルの会食にはコロナ感染のリスクがあるため、今年は多くのホテルがラマダンビュッフェを中止。マレーシアホテル協会によれば、毎年ラマダンビュッフェで100万リンギ(約2500万円)を売り上げるホテルもあるが、今年はそれが消し飛んだ。
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週刊エコノミスト
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