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カンボジア 急激に浸透するデジタル技術=石川晶一

配車アプリの人気も高い 筆者撮影
配車アプリの人気も高い 筆者撮影

 カンボジア通信監督機構によると、2019年末の携帯電話加入者数は2168万台で、人口(約1600万人)を上回る結果となった。また、キャッシュレス決済市場は、19年に22億1000万ドル(約2373億円)に達し、前年から38%増加。日本のフィンテック企業ソラミツが開発したブロックチェーンを活用する世界初となる中央銀行発行のデジタル通貨「バコン」の導入テストも19年7月から始まった。

 街を歩けばスマートフォンを2台使って仕事をこなすタクシードライバーや、路上屋台の支払いをキャッシュレスで済ませる人を見ることも珍しくない。

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