新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

経済・企業 コロナデフレの恐怖

ポストコロナの投資マネー 景気悪化と乖離した株価上昇 年内は社債、来年は株が有望=前川将吾

ワクチン開発について記者会見で述べるトランプ大統領(Bloomberg)
ワクチン開発について記者会見で述べるトランプ大統領(Bloomberg)

 新型コロナウイルスの影響で、2020年の世界経済は急激に悪化する。国際通貨基金(IMF)は今年の世界経済の成長率をマイナス3・0%と予測し、1930年代の世界恐慌以来の不況になると指摘した。そんな中、なぜか金融市場は早期に危機を脱し、回復基調を続けている。

 実は、今回のように金融市場が足元の経済から乖離(かいり)して堅調に推移することはよくあり、「期待先行の相場」と呼ばれる。しかし、この乖離がいつまでも続かないことを知っている投資家たちはまさに今、次の展開について考えを巡らせている。

 そこで今回は、新型コロナ後の「パニック相場」や「期待先行の相場」、今後の「市場と経済の収れん」の行方について、3局面に分けて整理する。

残り2039文字(全文2352文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事