経済・企業コロナデフレの恐怖

激変する産業地図 半導体 「在宅」で伸びる素材と装置=津村明宏

     コロナショックは情報通信インフラの重要性を改めて認識させた。在宅勤務やテレワーク、キャッシュレスなど非接触型取引の普及、ネット通販やネット出前など巣ごもり需要の急増で、通信容量は世界でも日本でもコロナ前と後では5割近く増大しているといわれ、高速大容量の通信規格「5G」の整備の必要性は世界の共通認識となった。5Gは基地局で世界シェアを握るファーウェイが米中対立の火種となっているが、かえって中国は国内で5Gインフラへの投資を加速しており、中国に追随して世界各国も整備を進めていくだろう。これに伴い、2019年は増強投資が低迷していたデータセンターへの投資が再加速しつつある。

     実際、半導体メモリーのDRAMの価格もサーバー用が上昇してきた。DRAMは韓国のサムスン電子とSKハイニックス、米マイクロン・テクノロジーの3強が世界シェアを握っているものの、半導体製造装置の東京エレクトロンやSCREENホールディングスにとっては追い風だ。

    残り841文字(全文1259文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月2日号

    急成長! 水素 電池 アンモニア20 参入続々、実験着々 空前の水素ブーム ■種市 房子23 水素1 水電解装置 “グリーン水素”の大量製造時代へ 世界で400超のプロジェクト ■中園 敦二24 図解で知る1 アンモニアは1兆円市場へ ■和田 肇26 図解で知る2 全固体電池が来る! ■中園 敦二2 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事