激変する産業地図 航空 鈍い需要回復 黒字化へ課題山積=姫野良太
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2020年1〜3月期の営業損益は日本航空(JAL)が195億円赤字、ANAホールディングス(ANA)が588億円赤字に陥った。4〜6月の需要はさらに縮小も、両社の危機対応は早く、最も厳しい今年度前半を乗り切る体制は整ったとみていいだろう。
JALの2〜4月末の資金調達額は1043億円で、5月以降も追加で資金調達計画がある。ANAも、3月末の手元流動性2386億円に加え、合計9500億円の追加手元流動性を確保。人件費や緊急コスト対応…
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週刊エコノミスト
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