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ニューヨーク 有色人種への暴力に苦しむ歴史=冷泉彰彦

    抗議活動で割られた店舗のガラス (Bloomberg)
    抗議活動で割られた店舗のガラス (Bloomberg)

     ミネソタ州ミネアポリス市で5月25日、黒人男性のジョージ・フロイドさんが白人警官に膝で首を圧迫され死亡した事件を受け、ニューヨークをはじめ抗議行動が全米に広がっている。ニューヨークでは同27日から大規模な抗議行動が発生し、マンハッタン島内の多くの商業施設が襲撃や略奪の対象となったほか、火炎瓶攻撃による車両への放火が行われるなど一部で暴動も起こった。

     事件の発生地ではないニューヨークでも暴動が起きた背景には、警察官の暴力、特に有色人種に対する暴力の問題に苦しんできた同市の歴史がある。今回のミネソタの事件は2014年7月にニューヨーク市内で発生した黒人男性の暴行死事件と類似していることも、市民の感情を刺激したとみられる。

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