経済・企業2020年後半 日本・世界経済大展望

コロナ下の地域金融 川本恭治・城南信用金庫理事長 製造業の苦境はこれから

     コロナは地域経済に深刻な打撃を与えている。現状とその打開策は何か。有力信用金庫に聞いた。

    (聞き手=神崎修一/加藤結花・編集部)

    ── 新型コロナの地元経済への影響は。

    ■経験したことがない危機が地域を襲っている。リーマン・ショックと東日本大震災を足した以上の打撃だという声もある。影響が大きかったのは飲食店や小売業で、すぐに売り上げがゼロになった。ただ、当金庫の顧客の倒産は3月から7月10日までの間で34件と比較的少ない状態だ。給付金や緊急融資でつないでいるからだ。緊急融資がなければもっと倒産は起きていたかもしれない。しかし、融資はけがをしたところに「ばんそうこう」を貼っているだけにすぎない。本業を支援していかないと解決にはならない。

    ── 緊急事態宣言は解除されたが厳しい状況に変わりはない。

    残り912文字(全文1260文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    12月15日号

    税務調査 コロナでも容赦なし!16 コロナ「中断」から再開 効率化で申告漏れ次々指摘 ■種市 房子19 元国税局芸人に聞く! さんきゅう倉田「手ぶらでは調査から帰らない」23 国税の「最強部隊」 「資料調査課」の実態に迫る ■佐藤 弘幸24 「やりすぎ」注意! 死亡直前の相続税対策に相次ぎ「待った」 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ情報

    最新の注目記事