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経済・企業 コロナ激変 不動産

インタビュー 投資家の視点(1) 橘田大輔 物流施設と賃貸住宅に注目 5000億円規模の投資可能

橘田大輔氏(ブラックストーン日本代表)
橘田大輔氏(ブラックストーン日本代表)

 米大手運用会社が日本で注目する不動産投資。金融機関は水面下で融資を継続するかどうかの選別を始めている。

(聞き手=桑子かつ代・編集部)

── 5月に日本の賃貸住宅ビルを3000億円で取得した。7月には大和ハウス工業から4件の物流施設を550億円で取得する契約を結び、大型投資が続いている。日本の不動産セクターの投資妙味をどうみているか。

■賃貸住宅と物流施設に注目している。コロナ禍で経済の先行きが見えない中で、グローバルで有望視しているセクターだ。当社全体でみると、2010年代前半は商業施設の投資比率が大きかった。しかし、12〜13年ごろから米国で電子商取引が本格化、アマゾンが巨大化していく流れを見て、物流施設のウエートを大きくした。セクター別の投資比率は非開示だが、現在は物流施設と住宅が大きい。住宅は12年ごろから投資を継続して…

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