投資・運用スガノミクス 狙う株

トヨタの株価はほぼ理論値=編集部

 株価の理論値を導き出すのに、配当割引モデルがある。配当割引モデルには、配当が一定(ゼロ成長)とするか、配当は増加(成長)するとするかなど、複数のモデルがある。ここでは、配当は一定との前提であるゼロ成長配当割引モデルを利用する。

 ゼロ成長配当割引モデルを使った株価を算出する数式は、以下の通り。

株価(V)=1株当たり配当金(D)÷割引率(期待収益率、R)

 まず、割引率(R)を資本資産評価モデル(CAPM)から求める。その数式は以下の通り。

残り635文字(全文855文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事