米国株 まだ間に合うS&P投資=岡元兵八郎
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新型コロナウイルスの影響で、世界の株式市場が混乱する中、米国市場は他国に比べ回復のスピードが速かった。コロナ感染拡大前の株価水準に戻っただけでなく、ナスダック総合株価指数やS&P500指数はともにハイテク株を中心に高値を更新し続けている。
9月に入り下落局面も見られるが、上昇基調に変わりない。
S&P500EWI
私は20年以上、世界54カ国の株式市場を見てきてたどりついた結論が、米国株(企業)の強さだ。理由としては、GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)など、ブランド力のある革新的な企業が多いこと、今後も人口が増加して需要拡大が見込めることなどがあげられる。
2030〜40年に向けて、革新的な企業が次々に現れる可能性が高い。また、米国株市場は企業による情報開示が世界一番であり、投資にあたって安心できることもあげられよう。
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週刊エコノミスト
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