テクノロジー半導体 コロナ特需

キオクシアが上場 サムスンの有力対抗馬=大山聡

    キオクシアのNANDを使ったSSD(同社提供)
    キオクシアのNANDを使ったSSD(同社提供)

     東京証券取引所は8月27日、半導体メーカーのキオクシアホールディングスの上場を承認した。上場予定日は10月6日。上場時の発行済み株式総数は約5億3906万株、想定仮条件は1株当たり2800〜3500円で、時価総額は1兆5000億〜1兆8800億円になる見通しである。

     今回の上場に伴い、同社は約603億〜754億円の資金を調達し、新設の北上工場(岩手県)への追加投資に充てる見込みである。親会社である東芝は、同社の約4割の株式を保有しており、うち約2割を、今回の新規上場(IPO)で売却する方針だ。

     キオクシアは、東芝のメモリー半導体事業を分社して設立されたNAND型フラッシュメモリー(書き換えができて、電源を切ってもデータが残る)専業のメーカーであり、主なアプリケーション(使途)として、スマートフォンと、ハードディスクに代わる記憶装置である、NANDを用いたSSD(ソリッドステートドライブ)が挙げられる。図1にNAND市場の動向を示した。2019年はマイナス成長に落ち込んでいたが、20年に…

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