キオクシアが上場 サムスンの有力対抗馬=大山聡
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東京証券取引所は8月27日、半導体メーカーのキオクシアホールディングスの上場を承認した。上場予定日は10月6日。上場時の発行済み株式総数は約5億3906万株、想定仮条件は1株当たり2800〜3500円で、時価総額は1兆5000億〜1兆8800億円になる見通しである。
今回の上場に伴い、同社は約603億〜754億円の資金を調達し、新設の北上工場(岩手県)への追加投資に充てる見込みである。親会社である東芝は、同社の約4割の株式を保有しており、うち約2割を、今回の新規上場(IPO)で売却する方針だ。
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週刊エコノミスト
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