経済・企業半導体 コロナ特需

Interview 米アプライド マテリアルズ 中尾均 アプライド マテリアルズ ジャパン社長

中尾均 アプライド マテリアルズ ジャパン社長
中尾均 アプライド マテリアルズ ジャパン社長

成長続けるトップ装置メーカー 「5Gの立ち上がりに期待する」

 半導体製造装置で世界トップの米アプライド マテリアルズ(AMAT)は、半導体企業の旺盛な設備投資と次世代技術開発を受け、決算も事前予想を上回った。

(聞き手=編集部、構成=村田晋一郎・編集部)

── 製造装置市場の動向をどのように見ているか。

■今年1月に中国で新型コロナウイルスの感染が始まり、サプライチェーンが混乱し始めた時点では、半導体の市場は少し伸び悩むのではないかと見られていた。しかしコロナ禍に応じて通信やゲームなどの市場が伸びたことが半導体の需要を支えた。2020年前半の半導体メーカーの投資も技術ロードマップに沿って順調に推移しており、当社の20年5~7月期の決算も想定より好調だった。この流れはしばらく続くと思っている。

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