貨物輸送会社の「突然死」に出資元企業へ恨み節
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「借り入れは多かったが、まさか倒産するとは……」
危険物を中心に石油製品などの陸上貨物輸送を手がける新栄運輸(横浜市)が10月19日に民事再生法を申請、取引先の多くは「突然死」に驚きを隠さない。
帝国データバンク横浜支店によれば、申請時の負債は約28・2億円。同社は、東証1部上場の国際物流大手・日新の持ち分法適用関連会社だった。1954年の設立以来、日新からの受注が大半を占め、同社の下請けとして毎期安定した受注を得て、201…
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週刊エコノミスト
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