経済・企業深層真相

また中国? 「任天堂パクリゲーム」にスパイウエアの噂

    世界で1700万ダウンロードと大ヒットを記録中の中国発ゲーム「原神(ゲンシン・インパクト)」が、同ジャンルの任天堂の人気タイトル「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」に内容などが酷似しているとして、「盗用でなはいか」と物議をかもしている。

    原神は中国のゲーム会社miHoYo(ミホヨ)(上海米哈游網絡科技)が100億円をかけて開発。

    スマートフォン、PC、家庭用ゲーム機で幅広く遊べ、完成度も高い。

    9月28日の発売から2週間で売上高100億円を突破したとの報道もある。

    だが、ストーリーやキャラ・風景などのデザインの一部がゼルダとそっくりで「パクリだ」との声がユーザー間で噴出。

    任天堂はコメントを出していないが、ゲームは2次創作と盗用の境界が明確でないことが多い。

    訴訟に発展する場合もある。

    「任天堂の反応は注目だ」(業界関係者)。

    原神には、スパイソフト疑惑も浮上している。

    PC版でゲームを終えても不明なプログラムが動作しているとの指摘があり、「情報を不正に抜き取るスパイソフトか?」との懸念が広まった。

    miHoYoは疑惑を否定したが、別のプログラムが働いていることは認めた。

    トランプ米大統領が安全保障上の懸念から中国製動画アプリ「TikTok(ティックトック)」の使用を米国で禁止した例もあり、原神も規制対象になる可能性がある。

    (本誌初出 任天堂に酷似の中国ゲーム スパイソフト疑惑も浮上 20201103)

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