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　不良債権比率は、金融再生法上の不良債権残高を正常債権も含めた開示債権合計（総与信額）で割って算出し、低いほど債権の質が健全であることを示す。

　経営余力のあるうちに不良債権処理を進める信金が多く、2020年3月期は約７割の178信金で前期に比べ不良債権比率が改善。金沢（石川）など３信金は10％を超えるが、貸し倒れ引当金などによる保全の割合（保全率）…