どうする?店舗活用 シェアオフィス、保育園など続々 窓口業務は縮小・削減不可避=高橋克英
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銀行業界で店舗の再編や利活用が進む中、信用金庫業界でもさまざまな取り組みが広がっている。人口減少やデジタル化に伴うライフスタイルの変化により、信金でも店舗への来店者数が減少傾向にある。銀行に比べても地域密着がより求められる信金で、営業拠点や地域との接点としての店舗の機能を大胆に見直すことは簡単ではない。
京都信金は11月2日、地域の交流が生まれる場所として新施設「QUESTION(クエスチョン)」を京都市中京区にオープンした。施設は地上8階地下1階で、1階には学生が運営するカフェ&バーが入る。2〜4階には、コワーキングスペースやセミナールームなどがある。5階は学生が集うスペース、6階には京都信金の河原町支店が入っている。
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週刊エコノミスト
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