手数料 「未利用口座」から徴収続々 背に腹は代えられない事情=大澤昌弘
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信用金庫で未利用状態の口座に対する管理手数料の導入が急速に広がり始めた。今年10月時点で少なくとも全国43信金が導入(予定を含む)しており、このうち17信金が4月1日から導入した。今後もさらに導入が拡大していくことは確実で、利用者の立場からは未利用口座がないかどうかをしっかり確認することが必要となるだろう。
4月1日から手数料を導入したのは埼玉県信金(埼玉)など。その後も、東濃信金(岐阜)などが6月1日から、知多信金(愛知)などが7月1日から、留萌信金(北海道)などが8月3日から、新宮信金(和歌山)などが10月1日から導入したほか、東京三協信金(東京)などは来年1月からの導入を予定している(表)。
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週刊エコノミスト
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