週刊エコノミスト Online不動産コンサル長嶋修の一棟両断

空き家には早めの対策・売却を/71

 新築・中古、マンション・一戸建てなど物件種別によらず、昨今は契約前や大規模修繕前に、第三者の専門家によるホームインスペクション(住宅診断)を取り入れるケースが増えた。購入者が自らホームインスペクターを選択するのがベスト。不動産業者から派遣されていれば、不動産業者と癒着してそんたくした診断結果を出しがちになる。リフォーム業者によるインスペクションは、リフォーム工事をさせるためのものとなりがちだ。

 インスペクションで見つかる不具合は空き家での事例も多い。築40年、あるいはそれ以上経過しているものは特に気をつけたい。今回は、不具合の数々を紹介する。

残り651文字(全文926文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月9日号

EV失速の真相16 EV販売は企業ごとに明暗 利益を出せるのは3社程度■野辺継男20 高成長テスラに変調 HV好調のトヨタ株 5年ぶり時価総額逆転が視野に■遠藤功治22 最高益の真実 トヨタ、長期的に避けられない構造転換■中西孝樹25 中国市場 航続距離、コスト、充電性能 止まらない中国車の進化■湯 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事