INTERVIEW 谷田部和彦(日本野球連盟専務理事) 存亡の危機をチャンスに変えたい
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4月2日、社会人野球日本選手権と全日本クラブ野球選手権の中止を発表すると、社会人野球関係者のみならず多方面に衝撃が走った。社会人野球の2大大会の中止を4月時点で宣言したのだから、やむを得ない。2011年3月11日の東日本大震災でも社会人野球日本選手権(全日本クラブ野球選手権大会は会場を増やして開催)が中止になったが、状況はまるで違う。
当時は復興すれば、開催できるという希望があった。ところが、今回はコロナ禍がいつ終息するかわからないトンネルに入り込んだ状態だ。選手に不安が広がるのも無理はない。すぐに「都市対抗野球はできるのか」という声が上がった。
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週刊エコノミスト
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