INTERVIEW 総務省 今川拓郎 総務省総合通信基盤局 電気通信事業部長
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「競争は、まだ不十分 楽天は起爆剤になる」
公共の電波を使う携帯電話事業者には競争が必要だと指摘する総務省の担当者に聞いた。
(聞き手=柳沢亮/浜田健太郎・編集部)
日本の携帯電話料金は、データ使用量で分けて見たとき、低・中容量は格安スマホにあたるMVNO(仮想移動体通信事業者)を中心に安い料金プランが出てきた。国際的に見ても遜色はない。
一方で、大容量は自前の回線網を持つNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手通信事業者が、高い料金水準を維持している。大手3社で9割近いシェアを占める寡占市場になっていることが要因の一つだ。
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週刊エコノミスト
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