INTERVIEW NTTドコモ 中南直樹 ネットワーク部 技術企画担当部長
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<5G商戦は“正攻法”で臨む>
5Gをめぐる主導権争いはまだ序盤。携帯業界トップ企業の幹部に話を聞いた。
(聞き手=編集部)
「高速・大容量では先頭だ」
NTTドコモは、第5世代移動通信規格(5G)サービスを提供するにあたって政府からSub6(サブシックス)と呼ばれる3・7ギガヘルツ帯と4・5ギガヘルツ帯の二つと、ミリ波と呼ばれる28ギガヘルツ帯の新しい周波数をそれぞれ割り当てられた。
電波は低い周波数の方が遠くに飛ぶ特性があり、Sub6の周波数は4Gに比べて電波の飛ぶ範囲がやや小さい。ミリ波の届く距離は100メートル、200メートル。この特性を生かしながら、必要性と用途に応じて基地局を設置していく。
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週刊エコノミスト
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