吉脇丈志/種市房子
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編集部から
洗濯機が故障してから、洗濯代行サービスを使っている。指定の袋に詰め放題で、料金は配送も含めて3000円ほど。頼んでいるのは家族で経営しているクリーニング店で、いつもご主人が部屋まで届けてくれる。
クリーニング大手の白洋舎も10月から洗濯代行サービスを始めた。在宅勤務の急増でワイシャツなどビジネス衣料の受注が縮小したうえ、得意先であるホテルの低稼働が続き、リネン受注が激減しているためだ。今年12月期の最終赤字は前期の600万円から41億円へと大幅に膨らんでいる。オフィスカジュアルの普及などでクリーニング離れが進んでいたところに追い打ちをかけられた形だ。
届けてくれるご主人は「配送の手間を考えると割に合わないが、クリーニングだけではもうやっていけない」と嘆いていた。個人商店に新しい生活様式は容赦なく厳しい。
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週刊エコノミスト
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