神崎修一/稲留正英
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編集部から
本誌12月8日号の特集「もうかるEV・電池・モーター」を担当した。取材の中で、世界一売れている米テスラの電気自動車(EV)「モデル3」のハンドルを握る機会があった。
外見こそ普通のセダンタイプの乗用車だが、内装はいたってシンプル。運転席と助手席の間にある大きなディスプレーに運転速度などさまざまな情報が表示され、ハンドルの前にあるはずの速度計すらない。クルマの常識が、簡単に覆された。
アクセルを踏むと静かに走り出し、エンジン車のような振動は皆無。快適といえば快適だが、エンジン車に乗りなれた身からすると、あまりにあっけない。これからEVが普及すれば、エンジン車の感覚もどんどん古くなっていくのだろうか。
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週刊エコノミスト
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