ロシア 旧ソ連圏で影響力低下 米新政権の「反露」が脅威=名越健郎
有料記事
<第2部 混迷する世界と新時代の兆し>
2021年のロシアは、コロナ禍や経済停滞で閉塞(へいそく)感が一段と強まりそうだ。
愛国主義を掲げるプーチン政権は対外膨張路線を続けるが、経済の柱である資源価格の低迷が財政を直撃し、20年から国防予算も削減となった。政権発足21年になるプーチン時代に「黄昏(たそがれ)」の雰囲気が漂う。
残り2057文字(全文2221文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める