新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

投資・運用 不動産コンサル長嶋修の一棟両断

コロナ関係なく上昇する不動産/77 

駅近、タワーマンションの人気は変わらない
駅近、タワーマンションの人気は変わらない

 新型コロナが世界的にまん延した2020年。多くの国がロックダウン(都市封鎖)などの厳しい措置に踏み切った一方、日本の感染者・死者数は相対的に少なく、「緊急事態宣言」という比較的緩やかな措置にとどまった。

 欧米のいくつかの大都市では不動産取引がストップ。ニューヨークなどでは感染を避けたい、あるいは暴動を回避したいという理由で、中心部から郊外へ移り住む流れが起きた。

 しかし、日本では郊外・地方移住という動きは極めて限定的だ。東京都への人口流入が減っているが、その大半は外国人の流入減で説明可能だ。不動産物件検索サイトによると、緊急事態宣言中には郊外や地方物件の検索数が増加し、地方の不動産業者への物件資料請求なども増加したが、緊急事態宣言が解除されるとすっかりもとに戻った。

残り753文字(全文1091文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

11月26日号

データセンター、半導体、脱炭素 電力インフラ大投資18 ルポ “データセンター銀座”千葉・印西 「発熱し続ける巨大な箱」林立■中西拓司21 インタビュー 江崎浩 東京大学大学院情報理工学系研究科教授、日本データセンター協会副理事長 データセンターの電源確保「北海道、九州への分散のため地産地消の再エネ [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事