新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 編集後記

中園敦二/浜條元保

編集部から

「不況記者だな」。20年ほど前に毎日新聞の西部本社経済部に配属後、当時の部長からこう言われた。最初の取材は、福岡市博多にある老舗百貨店の閉店セール。その後も高級ショッピングセンター、テーマパークの苦境を取材した。

 2度目の経済部勤務はリーマン・ショック直後。工業地帯の北九州市担当のときは、地元の百貨店はもちろん、メーカーの不振もあり、まさに街が“鉄冷え”状態だった。何本もの「倒産」「閉店」予定原稿を抱え、企業幹部宅を朝、夜訪ねた。応対してくれた幹部の厳しい表情が記憶に残る。

 さて、コロナ禍のいま。今年1月から本誌編集部に加わった。経済の先行きは不透明感が増している。ならば、未来につながる明るい話題を探し求めて歩きたい。今度こそは、不名誉な名称を返上できるように。よろしくお願いします。

残り793文字(全文1144文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事