任天堂が意外なM&A 米IT大手への焦燥感か
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ゲーム企業のM&A(合併・買収)が熱を帯びている。任天堂は1月5日、カナダのゲーム開発会社ネクスト・レベル・ゲームス(NLG)を完全子会社化すると発表した。買収額は非公開。NLGは任天堂のゲーム機向けに人気タイトルを供給してきた。
ある業界関係者は「買収は意外だった」と話す。任天堂はこれまで、他の主要ゲーム大手に比べ、開発会社買収には慎重と見られてきたからだ。今回も11年の仏企業買収以来、約9年ぶり。背景には、「…
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週刊エコノミスト
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