経済・企業AI図解 日本の未来

第12回 「シェアリング」は食品業界への活力剤に=ゼノデータ・ラボ

 車や民泊、果ては個人のスキルまで、さまざまなものをユーザー同士が共有する「シェアリングエコノミー」のサービス普及の勢いが加速している。シェアリングエコノミーの普及が日本企業に及ぼす影響を、AI(人工知能)を使った経済予測システム「ゼノブレイン」で分析したところ、主に五つの影響シナリオが浮かび上がった。

 特に大きなプラスの影響となるのが「シェアパーキングサービス」だ。個人宅や会社の駐車場、月決め駐車場の空き区画などをユーザーに貸し出す。コロナ禍で駐車場需要が減少する一方で、それ以上に通勤時に公共交通機関を避ける目的で自家用車を使用する人が増えている。

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