第11回 ゲノム医療普及で、タカラバイオに特需=ゼノデータ・ラボ
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患者一人ひとりの遺伝子情報を解析し、最も効果的かつ効率的な診断や治療を行う「個別化医療」が世界的に推進されている。難病治療などを対象に実用化が進められており、がんを治療する「ゲノム医療」もその一つだ。ゲノム医療で使用される「がん遺伝子パネル検査」の一部は、2019年6月から保険適用が開始された。また、遺伝子の解析時間やコストも徐々に改善されてきており、より多くの人の手に届きやすくなっている。
ゲノム医療の普及は、日本企業にどのような影響を及ぼすのか。AI(人工知能)を使った経済予測システム「ゼノブレイン」を使い、国内上場企業の中からプラスの影響が特に大きい企業をランキング形式で分析した(表)。
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週刊エコノミスト
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