天宮一輝 川甚社長 閉店は自分の力不足
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閉店を決めたのは昨年12月。12月20日に従業員に頭を下げ、閉店を説明した。閉める決断は、コロナが原因の一つだが、経営者としての私の力不足だ。コロナで閉店と言われるのは嫌だ。コロナ以外にも天災はある。もっと蓄えがあれば、耐えられていた。耐えられるだけの力が私になかった。
政府の雇用調整助成金などの支援には、本当に感謝している。それでも売り上げをカバーするのは到底無理だった。先行きのシミュレーションをしてみても、良くなる未来が描けなかった。コロナ後まで頑張ったとしても売り上げが回復しないことには、借りたお金は返せない。それなら、ある程度余力があるうちに自分の力でクローズし…
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週刊エコノミスト
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