インタビュー 川本恭治 城南信用金庫理事 「なんとしても支える」 地道な支援が収益を生む
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時短営業に苦しむ飲食店を独自ネットワークを活用して懸命に支える信金トップに現状と今後の展望を聞いた。
(聞き手=斎藤信世・編集部)
1回目の緊急事態宣言の時は、全業種に影響が及んだが、今回は飲食店に集中している。東京都は当初、20時までの時短営業を要請していたが、西村康稔経済再生担当相が昼間の外出についても自粛するように呼びかけてからは、「いつ店を開ければいいのか」と悲鳴の声が上がった。中には「もう心が折れた」という人もいる。
我々が、なんとしても支えなければいけない。今は外食が難しいので、生き残るにはテークアウトや配達を強化するしかない。よくある相談はテークアウトを始めたが、宣伝方法が分からないというもの。
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週刊エコノミスト
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