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週刊エコノミスト Online 編集後記

岡田英/大堀達也

編集部から

「あれ、昼食を食べている間に1万5000円も高くなったぞ…」。洗濯機の寿命が迫ってきたので買い替えようとインターネットで価格比較しているのだが、変動がめまぐるしい。

 ある大手量販店のサイトでは、1日の間で価格がころころ変わる。比較検討してこれでいこうと思った時には値上がりしてまた検討し直し、といったことがままある。

 需給や競合他社の動きに応じて価格を即座に変動させる「ダイナミックプライシング」。ヤマダ電機やビックカメラなどでは、実際の店頭でも価格をリアルタイムに更新できる電子棚札が導入されている。私は「気長に値下がりするのを待とう」と思うのだが、こまめにチェックしている妻は「新年度が近づくと値上がりするから、安いと思った瞬間に買うべき」と言う。購入の後押しになるかは人それぞれなのだろう。

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