米国株 注目の30銘柄 宇宙旅行やアフリカ版「アマゾン」 夢のある企業に長期投資する=岡元兵八郎
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米国株は今年に入り、引き続き史上最高値を更新している。米国株はバブルだと断言する意見もあるものの、私はそうとは考えていない。昨年の春のコロナ禍で株価が大暴落すると、米FRBは速やかに大規模な金融緩和策を講じた。同時に米国政府はコロナ感染を収束する為、一定期間米国経済を停止したが、その後は今までに見たことのない規模の経済支援策を行なってきた。企業業績については、昨年第2四半期に大きく落ち込んだものの、第3四半期以降は、事前予想を上回る結果を発表しており、株価の上昇をサポートしてきた。今後のS&P500指数採用企業の業績の見通しについては、2021年の市場のコンセンサスのEPS(一株利益)予想は171ドルだ。それが来年22年になると197ドルと、前年比で15%の増益が予想されている。企業業績が今後も二桁で伸びるのであれば、株価は引き続き上昇しても何も不思議ではない。私はS&P500は今年年末までに、来年の予想EPSの21倍のPER(株価収益率)まで買われ、4100ポイント程度まで上昇すると考えている。
日本より人口の平均年齢が若く、これからも人口が増え、日本の経済成長率を上回って伸びると見られる米国の株式市場は、今後も長期にわたり日本株を上回るリターンを投資家に提供してくれるだろう。もし、読者が日本経済の将来について強い確信を持てないというのであれば、その懸念は米国株に投資をすることでヘッジすることができる。米国株の投資は決して難しくはなく、米国市場の値動きに連動するS&P500やナスダック1…
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週刊エコノミスト
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