半導体材料 EUV露光の本格導入 東洋合成、東京応化、JSR=広木功
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半導体市場の活況をうけて、半導体製造用部材も旺盛な需要が続いている。けん引役は5G(第5世代移動通信規格)スマートフォンやゲーム機器、パソコン(PC)、サーバーなどに搭載される最先端半導体向け材料であるが、併せて「レガシー材料(従来品)」も売れ行きが伸びている。これはモノのインターネット(IoT)や自動車向けにセンサーなどの市場が広がっていることが大きい。
これから電気自動車(EV)をはじめとする電動化が進めばレガシー材料の市場はさらに拡大する。自動運転支援装置(ADAS)や5G通信機能搭載の新型自動車の普及は半導体業界にとって巨大市場の誕生といえる。
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