全店売上高が初の前年割れ コンビニの「成長期」は終わり “全国一律”型から脱皮できるか=藤原裕之
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コンビニエンスストアの全店売上高が初めて前年割れした。日本フランチャイズチェーン協会が1月20日に公表したコンビニ大手7社の2020年の全店ベースの売上高は10兆6608億円で、前年から4・5%減った(図1)。統計を取り始めた05年以来、初めての「マイナス成長」は、コンビニ業界が大きな曲がり角に立たされていることを象徴している。
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