経済・企業注目の特集

パナが米ソフト会社買収へ 供給網強化で高収益目指す 課題は事業の「スピード不足」=大河原克行

ブルーヨンダーCEOのギリッシュ・リッシ氏(左)とコネクティッドソリューションズ社長の樋口泰行氏 2019年4月、筆者撮影
ブルーヨンダーCEOのギリッシュ・リッシ氏(左)とコネクティッドソリューションズ社長の樋口泰行氏 2019年4月、筆者撮影

 パナソニックが、世界最大のサプライチェーンソフトウエア専門企業である米ブルーヨンダーの買収に乗り出すことになりそうだ。

 パナソニックは2019年1月にブルーヨンダーとの提携を発表。同年11月には日本市場における提携強化のために49%を出資して「Blue Yonderパナソニックビジネスソリューションズ」を設立。20年5月には、ブルーヨンダー本体に約8億ドルを投じて、全株式の20%を取得し、協業関係を深めてきた。

 ブルーヨンダーは、1985年に設立し、サプライチェーンに特化したビジネスを推進してきた。その間、買収や統合によって小売業向けのサプライチェーンソリューションの強化に加え、製造、物流分野向けにも事業範囲を拡大。18年には、現在の社名であるドイツのブルーヨンダーを買収し、AI(人工知能)および機械学習を組み合わせたサプライチェーンソリューションを提供している。20年2月に、それまでのJDAソフトウエ…

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