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週刊エコノミスト Online 編集後記

白鳥達哉/桑子かつ代

編集部から

 東日本大震災から10年の節目を迎えるにあたり、今号の「問答有用」で宮城県栗原市にある通大寺の住職、金田諦應氏に登場してもらった。

 金田さん、親しみを込めて“和尚さん”と呼ばせてもらうが、和尚さんとは私が10歳のころからの付き合いだ。確か、叔父の通夜での出会いが始まりだったと記憶している。

 和尚さんが、毎週日曜日の朝に近所の子どもを集めて、座禅と読経を行っていると聞き、興味本位で参加してみたいとお願いしたら快く応じてくれた。以降、中学校を卒業するまでの間、日曜日は通大寺から始まることが当たり前になった。

 帰省の際は、必ずあいさつに行き、毎回のように小言を言われる。これも和尚さんと私の変わらぬやり取りだ。いまは帰省もままならないが、近いうちにまた小言をもらいにあいさつに行きます。和尚さん、これからもよろしく。

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