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カリフォルニア アジア系へのヘイトの4割が集中=瀧口範子

アジア系住民も多いサンフランシスコ市 (Bloomberg)
アジア系住民も多いサンフランシスコ市 (Bloomberg)

 ヘイト(差別扇動)行為に反対する民間団体「Stop AAPI Hate」によると、全米では昨年3月~今年2月、約3800件に及ぶアジア系住民に対するヘイト行為が報告された。そのうち、全体の約4割にあたる1600件がカリフォルニア州に集中し、サンフランシスコやシリコンバレーがあるベイエリアでは700件発生している。

 同州は全米でもアジア系人口が最も多く、人口比でも太平洋諸島系、インド系、フィリピン系も含めると15%を占め、ヘイト行為への動揺や反発は大きい。

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