国際・政治ワールドウオッチ

カリフォルニア アジア系へのヘイトの4割が集中=瀧口範子

アジア系住民も多いサンフランシスコ市 (Bloomberg)
アジア系住民も多いサンフランシスコ市 (Bloomberg)

 ヘイト(差別扇動)行為に反対する民間団体「Stop AAPI Hate」によると、全米では昨年3月~今年2月、約3800件に及ぶアジア系住民に対するヘイト行為が報告された。そのうち、全体の約4割にあたる1600件がカリフォルニア州に集中し、サンフランシスコやシリコンバレーがあるベイエリアでは700件発生している。

 同州は全米でもアジア系人口が最も多く、人口比でも太平洋諸島系、インド系、フィリピン系も含めると15%を占め、ヘイト行為への動揺や反発は大きい。

残り250文字(全文480文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事